皆さん、Quora使ってますか?



ことの発端はこうです。

人事担当からのメール、服装規定に関する記載に気になるところが。

"Sandals or shoes (floaters are not acceptable during weekdays) "



『サンダルいいんだヨッシャ~!』

からの

『floaters ってなに』



私はビーチサンダルがないと生きていけない人です。
すかさず「floatersってなんですか?flip-flopですか?私それだめだと生きていけません」と彼女に返信。
それでも居ても立っても居られない。
floatersを知らずに20年以上生きてきたことをほんの少しだけ恥じつつ、調べてみました。


でてきたのがこちら。


What is the difference between flip-flops, sneakers, loafers, and floaters?



「"ダサい"以外の何物でもない」

解説がロックすぎる。
過去に何かあったのか。

しかもインド人です この方。ムンバイ在住。


そう、要するに、floatersはTevaでした。




でも、floatersなんかよりこのQuoraというサイトのほうが面白い。


お分かりの通り、こちらわかりやすく言うと、『アメリカ版Yahoo!知恵袋』です。
ただし、大きく違うのが「実名登録制」である点。
Google/Facebookのアカウントで登録できます。

創始者はもともとはFacebookで働いていたそう。
2010年に開設、2011年時点でユーザー数は500,000人。-Wiki

本当に数分サクサク見ただけでも面白くておったまげた。
このサイトのすごいところまとめてみます。



1.信頼性の高い回答をダイレクトに得られる


当たり前だけど、実名だからこそ、回答にも責任を持つ。
しかも、回答者がどんな人なのか明らかなので信頼できる。
医療に関する質問だったら、お医者さんから回答が得れる、といったように。
様々な情報が転がっているネット。
よくある「何が正しんだかわからない!」「ソースだせよ、ソース」というストレスから解放されるサービス。画期的。


2.トピックの「お気に入り」機能


各トピックの下にFollowというボタンがあります。
フォローしておけば、自分の気になる話題に関する回答/議論をリアルタイムで追うことができます。


3.ユーザーがワールドワイド


例えば、このトピック 

Why do Indians call flip-flops as slippers?

(なんでインド人って"flip-flop"のこと "slippers"って呼ぶわけ?)

しょーもな!って思ったのですが、この議題結構白熱してます。
しかも回答者ほとんどインド人です。

国を超えた質問ができるの、すごく楽しくないですか。

この話題面白いからぜひ見てみて。

「うっそ~!それ勘違いだよ!」とちょける人もいれば、
「これはアメリカ英語とイギリス英語みたいなもので~」と真面目に答える人もいて、
ちょっとした異文化理解の場みたくなっています。


4.インド人ユーザー多し


アメリカに次ぎ、2番目に多いのがインド人ユーザーだそう。(なんと約15%!)
だからなのか、「気になるトピック」のカテゴリーにも、"Bollywood" "Indian Cuisine" "Visiting and Travel in India" 等あり。
情報取集のツールとして、個人的に有効活用できそう。

"Mumbai"で調べると、

こんな質問、ここでしかできないと思いませんか?
ワクワクすっぞすっぞ



ぜひ使ってみては

先日にわかにFacebookのタイムラインが賑わっていました。
その理由がこちら


「世界で最も安全な街」に、大阪が!

しかもアムステルダムやシドニーを後ろに付け、トップバッター!



あのBBCのお墨付きということもあり、大阪人大興奮。
これ2015年の記事なんだけど、どこから再燃したんでしょうね。

正直「え?大阪?」と豆鉄砲だったのですが、私も大阪で暮して1年半。そういえば思い当たる節があるんじゃないか。

- 毎晩深夜の2時3時に帰るの当たりまえ。
- 金曜日はいつも以上に残業しちゃう!だって明日は休みだから!
- いつもより大目に働いたあとの外食は格別!だって明日は休みだから!!
- だって明日は休みだから!!!


思いました。
私そうとう恩恵に預かっていたんじゃないか、と。


今まで、長期休みのたびに地元に帰りたがっていてごめんよ。
大阪、いつも私を受け入れてくれてたじゃない…

いつも恋愛相談に乗ってくれていた幼馴染への愛に気付くかのごとく、考えてみました。


私が大阪が好きな5つの理由


1.自転車があればどこまでもいける


住んでみなければわからない、最大の魅力。
私が住んでいるのはいわゆる「キタ」エリアなのですが、ここから 大阪と言ったらグリコ!道頓堀!かに道楽!の「ミナミ」エリアまで、自転車でものの10分。
大阪市内は平坦なので、息を切らすどころか 立ち漕ぎすらしないでミナミまで行けちゃいます。
横浜の山の上、丘の上で育ち、電動自転車なしでは生きられない人生を歩んできた私にとって、はじめての「街乗り」です。特に梅田のあたりにはレンタサイクルも結構あります。一味違った大阪観光にもおすすめです。
ただし市外は違いますよ。
この前、仕事終わりになぜか東大阪まで自転車で行きましたが、途中4回ほどガチで泣きそうになeりました。
あれはアスリートのすることです。


2.ユニバまで電車で1本!


大阪駅から1本10分ちょっとです。
テーマパークってこんなに近くにあっていいんでしょうか。
パークに行くまでのキャッキャッする時間が一番楽しいみたいなのありますよね。
私はいつも横浜駅からディズニーランドへ向かうバスでやる大富豪が一番の楽しみでしたよ。
心の準備が出来ないまま、駅に降り立ち、ジュラシックパークの「タララ~ラ~ラ~ タララ~ラ~ラ~」を聴いて、はじめてコンディション整います。
しまいには、大体金曜日の夜あたりに「明日空いてます?じゃあユニバでもいきます?」という会話から予定が立ちます。
こんな贅沢なこと出来るのは大阪だけ。
しかもこうやってワクワク感のない、いわば「無」の状態のまま入るので、めちゃくちゃ楽しいです。
戦略かもしれないと思ってきました。


3.タクシーが安い


初乗り640-680円。関東では700円以上するので、お得です。
絶対にタクシーなんか乗らない人間でしたが、安いしいける、と思って毎朝乗ってる時期がありました。早起きすればいいんですが、最後の砦です。
私の友人は物欲がないのですが、タクシーに乗りすぎてお金が無くなっていました。
自制は大切です。
あと、生「まいど」「おおきに」が聞けるチャンス。運転手さんめちゃくちゃ話しかけてきて退屈することがないです。


4.街がいろいろな顔を持っている


こんな言い方すると誤解があるかもしれないのですが、大阪は東京をキュッっと小さくしたようなイメージです。
例えば東京だったら渋谷/原宿は若者の街、表参道/銀座が大人の街、新宿は夜の街、巣鴨はおばあちゃま おじいちゃまの街、という風になんとなくカテゴライズできます。
しかし、大阪は同じエリアでも道一本入っただけで、怖い雰囲気になったり、にぎやかになったり、閑静だったりと、表情を変えます。
それがとても興味深いですし、毎日わくわくします。
それ故に物件探しする際は注意も必要ですが!


5.人が素直


結局これに尽きます!
よく「東京 vs 大阪」のような論争になりますが、私が言うにはみんな違ってみんないいです。
関東の方は一見さんにとても親切で、初対面の人間にも隔てなく接します。どこのお店に行っても、だいたい同一な接客を受けることが出来るのは、この性質が大きいと思います。
そのかわり本音と建前を使い分けるので、言ってることが本音なのか分からない、そしてよくある『東京もんは冷たい!』というイメージがついてしまいます。
逆に関西(特に大阪)の方は、最初めちゃくちゃ怖いです!w
言葉がきついのが大きいと思うのですが、私は最初「そんな言い方する?!」とびびってました。でも、一度懐に飛び込んでしまえば、底抜けにあったかくて純粋です。
関東の皆さん、半年は耐えましょうw
悪気があるわけじゃないはず!



ええ町大阪!
離れるのがさびしくなってきました!
会社を辞めて、真っ先にやったこと。

そう、それは鼻ピアスをあけることでした!




何か決断する際は、いつも必ず自分なりの禊の儀式をすることにしています。

私は人間とは本質的に弱い生き物だと思っています。
だから知らないうちに楽な方へ楽な方へに逃げたり、今ある苦しみから目を背けるために過去の自分のせいにしたりしてしまったり。

ヨガでも、人間は Tamas(流される) / Rajas(抗う) / Satva(受け入れる/安定する) という3つの段階があるといいますが、私にいわせりゃ基本的にみんなタマスだよ!!

特に、私なんか気をぬくと本当に信じられないスピードで転がり落ちていってしまいます!
毎月5万円貯金すると決めても、散財してしまうし。
必ず6時に起きて、スーリヤナマスカーラをじっくりやると決めても起きれないし。

だから

このよわ~い自分が少しでも出そうだなと思うときは、です!

間違っても仕事を辞めたこと、インドに行ったこと、数々の自分の選択を後悔して、間違っても昔の自分を恨んだりしないように、今回はノーズピンをあけました。(そんなたいそれたことじゃないけれど)



ただ、私体に穴をあけたくない!というお母さん思想の持ち主で、これまで鼻はおろか耳にもピアスを空けたことがありませんでした。。
ウキウキで病院にいったけど、説明受けながらはじめて「え?これ痛そうちゃう?」と恐怖を覚え、そのまま施術室へ。

「ちょーっと痛いよ。まず麻酔ね~」 ブースッ
「はい次針ね~」プスッ
「はいピアス入れるね」スッ
「おわったよ~~」


鮮やかか。


全然痛くなかったです~めっちゃはやいですね~~と余裕のコメント出しつつ、左目が号泣。
左鼻と左目って繋がってるんですね、と思いました。
人体の神秘。


ここでちょっと疑問ですよね。
「なんで左にあけたの?」と。
「そもそもなんでインド行くで、鼻ピアスなの?」と。

よくぞ聞いてくれました。
というわけで、


インドの鼻ピアスの謎を解き明かせ!


早々に、素晴らしい解説がございました!
インドの少女は鼻の(自分から見て)左側にピアスをします。別に時期は決まっていなくて、 やりたくなったらやればいいという感じです。だいたい小学校の高学年ぐらいが多いようです。 鼻にピアスしないまま大人になってもかまわないのですが、結婚が決まったら必ずあけます。 なぜなら、花嫁さんには「ノーズティカ」が欠かせないからです。 日本で言ったら「文金高島田」「白無垢」みたいなものでしょうか? 花嫁と言ったらコレだし、花嫁を表すシンボルです。また、花嫁以外の人はまず文金高島田も、白無垢も着ないですね。 インドでは、「ノーズティカ」してなかったら花嫁じゃないし、多少地味な衣装でも「ノーズティカ」していれば、どこから見ても花嫁なのです。インド家庭料理ラニ様のHPから本文引用)

なるほどね~~です。
鼻ピアスをして、はじめて本物の大人の女性になれるそうです。
美人の必須条件とも言われているらしく、私もこれで少しはなめられないかもしれない。
良いことづくしだな!鼻ピアス!

ちなみに花嫁衣裳と書かれている「ノーズティカ」というのは、ザ・インド!なこれです。


(これクリップっぽくも見えるが…)

顔の中心にくる大切なアクセサリーなので、花嫁家族は大金を費やして、豪華なノーズティカを準備するそうな。


そして、なんでも左の鼻はアーユルヴェーダ的に、生殖器の機能に繋がっているらしいんです。そのため、ここにノーズピンを指すことによって、生理痛や出産時の痛みが軽減する、と言われています。
奥が深いね。

南インドの女性は逆に右の鼻にあけると聞いたこともあるんですが、どうなんでしょうね。

解き明かしきれなかったけれど、答えはすぐに見つからない方がいいこともあります。



インドで楽しい鼻ぴライフを謳歌します。
ただ、今めちゃくちゃ思いっきり鼻かみたいです!

About